ソラチカ&ポイント&マイルについて、もう少し考えてみた。

私、アホですから、難しいことを考えるのは本来は苦手なのですが・・・。

 

ほんとは各企業の頭の良い人たちが膨大なデータを元にした試算、もしくは天才的な直感や先見の明も駆使しながら考えているのでしょうが、アホの私は出来るだけシンプルに考えたいです・・・。

 

私としては、多くのポイントの移行レートが、1ポイント=0.5マイルなので、個人的には、1マイル=2円のレートが標準的な企業間の取引レートなのではないのかなと推測してたりします。

 

あれだけ売上を上げている楽天が、ANAとの交換レート0.5ですからね。

彼らは自社の顧客に期間限定ポイントやボーナスポイントでポイントを上乗せしても、交換レートを上乗せしたり期間限定で%アップさえしませんから、本音は自社のポイントは自社の買物に使って欲しい=顧客の囲い込みが一番優先順位が高いというのが読み取れますね。

 

その中でソラチカルートだけが、1ポイント=0.9マイルなので、1マイル=1.11円と格安でANAから東京メトロに販売されている、もしくは東京メトロが2-1.11=0.89円を負担している、またはその両方(例えば、1マイル=1.5円で販売し、ANA&メトロ双方とも0.5円分を負担しているなど)ではないかと推測するわけです。

 

ソラチカの場合、JCBも絡んできますが・・・こちらは本来は、okidokiポイントが主体ですから、ちょっと違うかな?と。

もしくはカードホルダーを増やしたい(=JCB決済を増やしたい)がために、多少JCBもメトロにリベートを払って、負担部分のサポートをしているかもしれません。

そこまで考えていくと、全然シンプルではないのですが・・・。

 

で、おそらくマイルをざっくり2円換算とした場合、SKYコインで最高の交換比率が、1.7コインというのは(東京メトロ向けの多少ダンピングしたマイル販売を計算に含めても)絶対にマイナスにならない・あわよくば多少利益が出る・・・少なくとも絶対の絶対に損はしないような交換レートになっていると思われます。

そう考えると、ANAが陸マイラーを否定するどころか、認めてありがたがっている構図は全くの正しい姿なのかな?と思います。

 

そして、陸マイラー視点でずーっと川上まで遡っていくと、ポイントサイトに案件を広告として出している企業さんがマイルを負担していることになるのかな?ということですが、新興企業や新規ブランドが将来に向けて投資として出している広告は別にして、多くの企業では広告費用は予算組みされていますから、企業としてもトータルでは赤字になるような予算は組みませんし、陸マイラー活動は企業もマイラーもANAも損しないサイクルなのかな?と思っています。

 

一方で、これも推測の域を出ないのですが、おそらく昨年のAMEXの件はAMEXの1人当たりの顧客獲得コストの試算想定&予算枠を超えた一人当たり平均ポイント付与率になった・もしくは既に超えた・・・ので、急遽期間が短くなったのかな?とも想像できます。

 

そして、やっぱり最後までわからないのは、ソラチカルートのレート設定です。

このレートに設定して、顧客以外に得をするプレイヤーは誰で、誰がおそらく通常レートより有利に設定している部分を負担しているのか?です。

 

ANAから見て、東京メトロの顧客は自社にとって潜在的な優良顧客と見ているのか?

東京メトロから見て、ANAの顧客は自社の潜在的な優良顧客なのか?

JRや他の路線を使っている顧客を自社にスイッチさせたいのか?
(定期を除くと乗るだけでメトロポイント貯まるし、多少はあるかも)

 

やっぱり、アホには分かりません・・・。