ソラチカルートは果たして正解か?
前回、よくある陸マイラーの「年間30万マイルためる方法」について考察してみましたが、アホの私自身が書きながら、少々疑問を持ったのが、
- (養分の子会員から吸い上げたものか自力なのかは別にして)ポイントサイトのポイントをソラチカルートに乗せて、毎月せっせと18,000~23,000マイル貯めるのが、本当に王道なのか?
というものです。
現在のANA特典航空券のレートですが、(バカの一つ覚えの)ハワイ行きビジネス往復を例に取りますと
- ローシーズン:60,000マイル
- レギュラー :65,000マイル
- ハイシーズン:68,000マイル
が、必要になります。
人気のハイシーズンだと、68,000マイル × 家族3人 = 204,000マイルです。
ポイントサイト→メトロポイント→ANAマイルとすれば、最大23,000マイル/月の移行でも、滞りなく移行して、9ヶ月もかかります。
クレジットカードの支払い分などのマイルもあったとして、30,000マイル/月でも、7ヶ月かかります。
4人家族なら、それぞれで12ヶ月・10ヶ月かかります。
毎年ハワイにビジネスクラスというのは、確かに計算上では毎年いけることにはなりますが、1年目に7月に行ったら、次の年は7月より前に行くのは、4人家族なら難しくなってしまいますよね。
日程を後ろにずらすのは、できますが。
なので、そういう観点から、ソラチカカードを経由するのは 実際にはかなり縛りが多くて、「理論値」でしかないのでは?「机上の空論」になってしまっいるのでは?と。
一番、自由に使えて現実的なのは、
- 期限が無期限で
- 移行上限がなくて
- 還元率も悪くないもの
ではないか?と。
なので、そういうものを探すのがいいのではないか?と思うわけです。
セゾン・クレジットカードの支払いでたまる永久不滅ポイントは、期限が無期限なのが有名ですがレートは良いとは言えません。
対マイルのレートが悪くないのは、航空会社系ですが、JALカードは直接マイルにたまっていくので、常に期限切れのリスクがあります。
ANAカードは、VISA・MasterCardの三井住友カード・JCB共にカード側のポイントに期限があります。
ただ、ギリギリまで粘ると、カード側の期限+移行後のANAマイルの期限で、少し期限を先延ばしにすることができますが。
となると、アホの私が思いつくのは
- ANA AMEXカード
- SPG AMEXカード
- ANA ダイナースカード
くらいです。
どれも年会費が高いのですが。
この中で、AMEXは割引特典はあっても、ポイントが増えるようなキャンペーンはほとんどありません。
SPGのカードは、ホテル側のキャンペーンがたまにありますが、そもそも高いホテルに泊まることが前提。
一方でANAダイナースカードは、ダイナース側で運営しているモールで、ポイントアップ案件が多いのが特徴です。
ショッピングなどをハピタスなど経由でするのであれば、ダイナースのモールで買うほうがお得だと思います。
(ハピタスは、結局ソラチカルート経由で、90%に目減りしますから)